和歌山県 F様 Joyaのウォーキングシューズのソールが加水分解した
2026/05/01
和歌山県のF様、そして全国の靴を愛する皆さま、こんにちは。 和歌山で一足一足に魂を込めて靴の修理・メンテナンスを行っております、靴修理の専門工房です。
本日は、スイス生まれの膝・腰に優しい健康靴ブランドとして世界中で愛されている「Joya(ジョヤ)」のウォーキングシューズの劇的な復活劇(オールソール交換・カスタムリペア)について、その技術の裏側と私たちの想いを詳しく解説させていただきます。
お気に入りの靴がボロボロになってしまい、「もう寿命かな…」と諦めかけている方は、ぜひ最後までお読みください。
1. Joya(ジョヤ)の靴に起こる「加水分解」という宿命
今回、和歌山県のF様よりお預かりしたのは、長年大切に履き込まれたJoyaのウォーキングシューズでした。 Joyaといえば、「素足で砂浜を歩くような感覚」を実現する独自の柔らかいソールが最大の特徴です。しかし、その驚異的なクッション性を生み出しているポリウレタン(PU)素材には、避けられない弱点があります。
それが、「加水分解」です。
加水分解とは?
空気中の水分や湿気とポリウレタンが化学反応を起こし、内部からボロボロに崩れてしまう現象を指します。
「しばらく履かずに下駄箱に置いていたら、ソールがベタベタになった」
「歩いている最中に、ソールがスポンジのように剥がれ落ちた」
これらはすべて加水分解が原因です。特に日本のような高温多湿な気候では、保管状況に関わらず5年〜7年前後でこの症状が現れることが多いのが実情です。
2. 【修理工程】EVAスポンジによる「削り出し」の美学
Joyaの純正ソールは一体成型されているため、メーカー修理が難しいケースや、修理代金が高額になることがあります。そこで私たちは、「EVAスポンジ」を用いた積層修理(積み上げ)という手法で、純正を超える耐久性と快適さを目指しました。
ステップ①:加水分解したソールの完全除去
まずは、ボロボロになった古いポリウレタンソールを、一粒残らず手作業で削り落とします。この際、アッパー(靴本体)の革を傷つけないよう、熟練の職人技が求められます。
ステップ②:EVAスポンジの積み重ねと成形
新しいミッドソール(中間層)には、軽量で劣化に強いEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)を採用しました。 Joya特有の厚みを再現するため、硬さの異なるEVAスポンジを何層にも積み重ねます。ただ積み重ねるだけではありません。お客様の歩き癖や、Joya本来のローリング歩行(転がるような歩き方)を邪魔しないよう、コンマ数ミリ単位でグラインダー(削り機)を使い、流線形のフォルムを削り出していきます。
ステップ③:Topy社「クロコ柄ソール」でのフィニッシュ
アウトソール(接地面)には、世界的な一流リペア素材メーカーであるフランスTopy(トピー)社のクロコ柄シートをチョイスしました。
高いグリップ力: 濡れた路面でも滑りにくい。
耐摩耗性: 純正よりも削れにくく、長持ちする。
デザイン性: 無骨になりがちなウォーキングシューズに、クロコ柄の高級感と個性をプラス。
結びに:また、新しい一歩を。
F様のJoyaは、今回のリニューアルにより、また数年にわたって現役で活躍してくれることでしょう。 靴は単なる「履き物」ではなく、あなたを目的地まで運び、健康を支え、思い出を刻む大切なパートナーです。
「もうダメかも」と諦める前に、ぜひ一度私たちにご相談ください。 あなたのパートナーに新しい命を吹き込み、再び歩き出す喜びをお届けいたします。
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