完全解説】ブランドストーンのソール加水分解を復活!Vibram1136で耐久性&グリップ力を劇的UPさせるカスタムオールソール修理
2026/09/14
はじめに:ブランドストーンのソールがボロボロになって困っていませんか?
オーストラリア発の大人気サイドゴアブーツ「ブランドストーン(Blundstone)」。軽量で防水性に優れ、タウンユースからアウトドア、ワークシーンまでタフに履き込める名作ブーツとして、世界中で絶大な支持を集めています。
しかし、愛用者の間で必ずと言っていいほど直面するトラブルが「ソールの加水分解(カシス分解・ボロボロと崩れる現象)」です。
「久しぶりに履こうと下駄箱から出したら、ソールがペタペタしてボロボロ崩れた…」
「歩いている途中に靴底が削れて削れカスが大量に出てきた…」
「お気に入りで足に馴染んだブランドストーンだから、捨てずにまだ履き続けたい!」
そんなお悩みをお持ちの方に朗報です。 結論から申し上げますと、加水分解してしまったブランドストーンは「オールソール交換(靴底全体の張り替え)」によって、元通りどころか『さらにタフで長持ちする一足』へ生まれ変わらせることが可能です。
今回は、岡山県にお住まいのS様よりご依頼いただいたブランドストーンの修理実例をもとに、プロの靴修理職人が「加水分解のメカニズム」「丈夫に仕上げる修理工程」「Vibramソールを使ったカスタム修理の魅力」をわかりやすく解説します!
1. ブランドストーンのソールが加水分解する原因とは?
ブランドストーンの純正ソールには、軽量でクッション性に優れた「ポリウレタン(PU)」が使用されています。履き心地が非常に軽く歩きやすい反面、ポリウレタン素材には化学的な弱点が存在します。
加水分解が起きるメカニズム
加水分解とは、ウレタン樹脂が空気中の水分や湿気と反応し、時間の経過とともに化学的に分解・劣化していく現象です。
【加水分解の主な症状・サイン】
靴底の表面がペタペタと粘り気を帯びてくる
歩くたびに黒い粉やポロポロとしたゴミが落ちる
ソールに亀裂(クラック)が入り、割れて剥がれてしまう
「大切に保管していたからほとんど履いていないのに…」という方にこそ、実は加水分解は起きやすい傾向があります。ウレタン素材は適度に履いて圧力をかけることで内部の水分が押し出される性質がありますが、長期間湿気の多い場所に保管していると、一気に劣化が進んでしまうのです。
2. 【事例紹介】岡山県S様ご依頼:ブランドストーンの加水分解修理
今回、岡山県倉敷市の「いずみ靴店」にお持ち込みいただいたのは、S様が長年愛用されているブランドストーンの定番サイドゴアブーツです。
お客様のお悩みとご要望
「気に入って履いていたブランドストーンのソールが加水分解してボロボロになってしまいました。メーカーでは修理不可と言われてしまったのですが、思い入れのあるブーツなので、元の雰囲気を残しつつこれからもガシガシ履けるように頑丈に直せますか?」
【ご依頼内容・診断結果】
ブランド: Blundstone(ブランドストーン)
症状: 純正ウレタンソールの加水分解による崩落・破損
ご希望: オリジナルのワーク感を損なわずに耐久性とグリップ力を向上させたい
修理方針: 今後加水分解を起こさない素材への全変更(EVAミッドソール作製 + マッケイ縫い + Vibram1136ソール装着)
3. 職人のこだわり!長持ちさせるための徹底修理プロセス
ブランドストーンの純正ソールは、アッパー(靴本体)とソールを加圧成型で一体化させる「インジェクション製法(ダイレクトインジェクション)」で作られています。そのため、単に靴底を貼り替えるだけではなく、職人の高度な技術と下地の再構築が必要となります。
工程1:劣化ソールの完全除去と下地処理
まず、加水分解してボロボロになったウレタンソールを跡形もなく取り外します。わずかでも古いウレタンが残っていると接着不良の原因になるため、手作業と専用グラインダーを駆使して削り落とし、アッパーの下地を綺麗に整えます。
工程2:軽量で耐久性の高いEVAミッドソールの新設
ウレタンの代わりに、今後一切加水分解を起こさない高密度「EVAスポンジ」を使用してミッドソール(中底の土台)を新たに作製します。EVA素材は軽量でありながらクッション性に優れ、耐候性も抜群です。
工程3:構造補強の要「マッケイ縫い」による頑丈な縫い付け
靴底の剥がれを防止するため、作製したEVAミッドソールと靴本体(アッパー)を「マッケイ縫い(縫い付け作業)」でしっかりと一体化させます。これにより、接着剤だけに頼らない非常に強固な構造が完成します。
工程4:Vibram(ビブラム)1136ブラックのアウトソール施工
仕上げのアウトソールには、世界最高峰の靴底メーカーであるVibram(ビブラム)社の「#1136(ブラック)」を採用しました。
Vibram1136は、別名「ブロックソール」とも呼ばれ、本格的なワークブーツやハイキングシューズに多く採用されています。深めのラグパターン(溝)が強力なグリップ力を生み出し、濡れた路面や悪路でも滑りにくく、耐摩耗性(擦り減りにくさ)に優れています。
4. Vibram1136を採用した理由と修理完了後の魅力
ブランドストーンのオールソール交換において、Vibram1136をおすすめする理由は大きく4つあります。
比較項目純正ウレタンソール修理後(EVA + Vibram1136)
加水分解あり(経年劣化でボロボロになる)なし(今後一切加水分解しません)
耐久性・耐摩耗性普通(すり減りがやや早い)非常に高い(擦り減りにくい高耐久ラバー)
グリップ力標準的強力(雨の日や泥道でも滑りにくい)
再修理(リペア性)ソール交換不可擦り減ったソール部分のみ再交換可能
完成したブーツは、ブランドストーン独特のシンプルなワークテイストやシルエットをしっかりと継承しつつ、どこか武骨で洗練された重厚感を醸し出しています。
見た目の雰囲気を大きく変えず、履き心地の良さとタフさを高次元で両立。今後はソールがすり減ったとしても、アウトソールのみを簡単に再交換できるようになるため、まさに「一生モノのブーツ」としてこれからもガシガシ履き込んでいただけます!
5. ブランドストーンの修理に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 純正とまったく同じソールで直すことはできますか?
A. ブランドストーン純正のウレタンソールは工場での一体成型のため、純正パーツのみの単体流通はありません。しかし、今回のようにVibramソール等の高品質ラバーソールで再構築することで、見た目のイメージを崩さず、純正以上の耐久性と履き心地を実現できます。
Q2. 修理期間と費用の目安はどのくらいですか?
A. オールソール交換(EVAミッドソール作製+マッケイ縫い+Vibramアウトソール施工)の場合、納期は約2週間〜4週間程度です。費用は靴の状態によって異なりますので、まずはお気軽にお問合せください。
Q3. 遠方からの依頼でも郵送で修理可能ですか?
A. はい、全国対応しております!岡山県内(倉敷市・岡山市など)の店頭持ち込みはもちろん、日本全国からの配送修理を受け付けております。LINEやメールで事前に写真をお送りいただければ、無料でお見積もり・ご相談を承ります。
6. まとめ:お気に入りのブランドストーンを諦める前に「いずみ靴店」へ!
加水分解してしまった靴を見て、「もう履けないから捨てるしかない…」と諦めてしまう方は少なくありません。
しかし、適切な技術と厳選したパーツでオールソール交換を施せば、ブランドストーンは何度でも力強く蘇ります。思い出の詰まった一足、足に馴染んだお気に入りのブーツを、これからもガシガシ履けるタフな相棒として復活させませんか?
岡山県倉敷市の靴修理専門店【いずみ靴店】
ブランドストーンのソール交換・オールソール交換・加水分解修理・サイズ調整・メンテナンスなど、靴のことなら何でもお気軽にご相談ください。職人が一足一足、構造や状態を見極め、お客様のご要望に合わせた最適な修理プランをご提案いたします。
店舗名: いずみ靴店
所在地: 岡山県倉敷市
対応エリア: 岡山県内(倉敷市・岡山市・総社市・玉野市・赤磐市など)/全国配送修理対応
[ LINE・お電話・メールでのお見積もり・ご相談はこちら ]
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