【Joya(ジョーヤ)修理】加水分解したサンダルのソール交換!ローリング形状を忠実に再現する職人技術
2026/08/26
「歩く喜びを思い出す靴」として世界中で愛されているスイス生まれの機能性シューズブランド、Joya(ジョーヤ)。クッション性に優れ、膝や腰への負担を軽減してくれるその独特な履き心地から、毎日のウォーキングや仕事履きとして手放せないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、非常に快適なJoyaのシューズやサンダルですが、長年愛用していると避けて通れないのが「ソールの加水分解(カスイブンカイ)」です。
「久しぶりに履こうと思ったら、靴底がポロポロと崩れてきた」
「ミッドソールに大きなひび割れが入って履けなくなってしまった」
「メーカーに相談したが、修理不可と言われてしまった」
このようなお悩みを抱えておられませんか?今回、香川県にお住まいのY様より、Joya(ジョーヤ)のウォーキングシューズ・サンダルタイプのオールソール交換(靴底全体のお取り替え)修理をご依頼いただきました。
本記事では、靴修理職人の視点から、Joyaのソールが加水分解する原因と放置する危険性、そして当店が誇る「手作業によるオリジナル履き心地の再現・ソール交換技術」について詳しく解説いたします。
1. Joya(ジョーヤ)の特長と「加水分解」が発生するメカニズム
Joya最大の特徴「やわらかい履き心地」を支えるポリウレタン
Joyaのシューズは、独自開発された多層構造のソールによって「素足で柔らかい砂浜の上を歩いているような履き心地」を実現しています。この圧倒的なクッション性を生み出すために、ミッドソール部分には高密度のポリウレタン発泡素材が主に使用されています。
ポリウレタンは弾力性と衝撃吸収性に非常に優れており、ウォーキングシューズには最適な素材です。しかし、素材の性質上、避けることができない最大の弱点が「加水分解」です。
なぜ起こる?加水分解の原理と危険性
加水分解とは、ポリウレタンが空気中の水分や湿気と化学反応を起こし、分子結合が断ち切られて劣化していく現象です。
保管環境の影響:下駄箱などの湿気がこもりやすい場所に長期間保管していると、使用頻度に関わらず劣化が進行します。
「あまり履いていない靴」ほど危ない:水分を外に追い出す効果がある「歩行時の圧迫」がない状態が続くと、内部に湿気が溜まりやすく、かえって加水分解が早く進むケースがあります。
加水分解を起こしたソールは、見た目には問題なさそうに見えても、いざ歩き始めると体重がかかった瞬間に「ポロポロと崩れる」「ビスケットのように割れる」といった状態に陥ります。これを放置して履き続けると、歩行中にソールが完全に剥がれ落ち、足首の捻挫や転倒による怪我につながるため大変危険です
2. 【香川県Y様からのご依頼】Joya サンダルタイプの修理前の状態
今回ご相談いただいたのは、Joyaの夏場にも重宝するサンダルタイプのウォーキングシューズです。お客様からは「長年愛用していたが、ミッドソール部分が崩れてしまい、お気に入りの靴なので何とか再び履けるように直してほしい」との切実なご要望をいただきました。
当店でお預かりした時点の状態を詳しく診察したところ、以下の不具合が確認されました。
ミッドソールの広範囲な加水分解:ウレタン素材が弾力性を失い、亀裂が多数入っている状態。一部は指で押すと崩れるほど劣化していました。
アウトソールの摩耗と剥離:ミッドソールの劣化に伴い、接地面のアウトソール(底面)も正常に保持できなくなっていました。
アッパー(甲部分の革やベルト)は非常にきれいな状態が保たれており、Y様が大切にお手入れされてきたことが伝わってまいります。アッパーが無事であれば、劣化したソール部分をすべて新品の耐久性ある素材に作り直すことで、十分に復活させることが可能です。
3. いずみ靴店が施す「加水分解しにくいソール再構築」の技術
Joyaの修理において最も重要なのは、「単に靴底を新しくするだけでなく、Joya独特の歩行サポート性能(ローリング形状とクッション性)をいかに再現するか」という点です。
メーカーでの修理が断られるケースが多いのは、既製品の成形ソールパーツの供給がないためです。当店では、職人が一足ずつ手作業で素材を削り出し、完全手作りのミッドソールを製作します。
工程作業内容技術のポイント・こだわり
1. 劣化部分の全撤去加水分解したウレタンミッドソールと底材を完全に除去。アッパーに傷をつけないよう手作業で慎重に削り落とし、新しい素材が確実に接着できるよう下地をきれいに整えます。
2. EVAスポンジの積層加水分解を起こさない高密度EVAスポンジを採用し、層状に重ね合わせる。軽量でクッション性と耐久性のバランスに優れた高品位EVAを使用。今後、水分の影響でボロボロになる心配がありません。
3. 手作業による成形削り出しグラインダーを使用し、Joya独特の曲線とカーブを削り出す。**【最重要工程】**かかとからつま先へのスムーズな重心移動(ローリング運動)を再現するため、0.1ミリ単位で手作業でシェイプを磨き上げます。
4. 高耐久アウトソールの圧着TOPY社(トピー・フランス製)のクロコ柄ソールを接着。優れたグリップ力と耐摩耗性を備えた高級ラバーソールを採用。見た目の高級感と滑りにくさを両立させます。
【職人のこだわり】Joya特有の「ローリング形状」の再現
Joyaの靴底は、つま先とかかとが緩やかに持ち上がった独特のラウンド(アーチ)形状をしています。この形状があるからこそ、着地から蹴り出しまでの重心移動がスムーズに行われます。当店の削り出し作業では、足の曲がり癖や重心の位置を考慮しながら、オリジナルの履き心地を損なわないよう丹念に仕上げています。
4. 修理完了!仕上がりの美しさと耐久性の向上
手作業による入念な加工を経て、Joyaサンダルタイプのオールソール交換が完了いたしました。
見た目の美しさ:新しく積層・成形したEVAミッドソールのサイドラインは滑らかな曲線を描き、元々のデザインを崩さない上品な仕上がりとなりました。
実用性と耐久性:アウトソールに使用したフランス・TOPY社製のクロコ柄ソールは、濡れた路面でもしっかりとしたグリップ力を発揮します。シックな柄模様がデザインのアクセントとなり、実用性とファッション性を兼ね備えています。
加水分解の心配を解消:今回新設したEVAスポンジ素材は、水分による加水分解を起こしません。これにより、今後長年にわたって安心して保管・ご着用いただけます。
香川県のY様にお届けしたところ、「また履けるようになって本当に嬉しい。新品のときのように快適に歩けます」と大変嬉しいお言葉をいただきました。
5. JoyaやMBTなど機能性シューズの修理は「いずみ靴店」にお任せください
当店「いずみ靴店」は、岡山県倉敷市玉島に店舗を構える靴修理専門店です。地元岡山県内はもちろんのこと、今回の香川県Y様のように「全国宅配修理対応」にて全国各地から多くの靴修理のご依頼をいただいております。
当店が選ばれる理由
安心の専門技術:JoyaやMBTといった、構造が特殊で他店で断られやすいウォーキングシューズ・機能性シューズの修理実績が豊富です。
丁寧な手作業:既製パーツの貼り付けではなく、靴の形状に合わせて一足ずつ手作業でソールを削り出し成形します。
全国対応の宅配システム:LINEやメールで写真を送るだけで、事前にお見積もりと修理プランのご提案が可能です。
このようなお悩みはありませんか?
「Joyaのソールがボロボロ・ベタベタになってしまった」
「愛用しているウォーキングシューズの靴底を直したい」
「廃番になってしまったモデルなので、何とか延命して履き続けたい」
「近くの靴修理店で『特殊な構造だから修理できない』と断られた」
諦めて捨ててしまう前に、ぜひ一度「いずみ靴店」にご相談ください。熟練の職人が、あなたの大切な一足を再び快適に歩ける状態へと蘇らせます。
【店舗情報・無料ご相談窓口】
お持ちの靴の状態を写真で撮影し、LINEまたはメールでお気軽にお送りください。 職人が直接拝見し、最適な修理方法とお見積もりをご案内いたします。
📍いずみ靴店
所在地:岡山県倉敷市玉島(全国宅配修理対応)
対応ブランド例:Joya(ジョーヤ)、MBT、カンペール、ビルケンシュトック、その他各種ウォーキングシューズ・革靴・サンダル
サービス内容:オールソール交換、加水分解修理、かかと補修、革のお手入れ・リペア
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