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【クラークス・ワラビー修理】クレープソールのベタつきを解消!Vibram2021へのソール交換カスタム事例(倉敷市 K様)

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【クラークス・ワラビー修理】クレープソールのベタつきを解消!Vibram2021へのソール交換カスタム事例(倉敷市 K様)

【クラークス・ワラビー修理】クレープソールのベタつきを解消!Vibram2021へのソール交換カスタム事例(倉敷市 K様)

2026/07/03

こんにちは!倉敷市の靴修理専門店「いずみ靴店」の店主であり、靴修理職人の虫明 隆二です。

イギリス発祥の老舗ブランド「Clarks(クラークス)」。その中でも、袋状のモカシン構造が足を優しく包み込む「ワラビー(Wallabee)」や「ワラビーブーツ」は、時代を超えて愛される名作です。独特の丸みを帯びたシルエットと、ふかふかとした柔らかい履き心地は、一度味わうと病みつきになりますよね。

しかし、そんなお気に入りのクラークス・ワラビーを長く履いていると、多くの方が直面する「ある深刻なトラブル」があります。

それが、「クレープソールのベタつき・黒ずみ・劣化」です。

先日、岡山県倉敷市にお住まいのK様より、まさにこの「クレープソールのベタつき」にお悩みのクラークス・ワラビーブーツのソール交換(オールソール)をご依頼いただきました。

今回は、クラークスの定番トラブルであるクレープソールの劣化原因をプロの視点で解説するとともに、今回当店が行った「Vibram(ビブラム)2021ソール」への劇的なカスタム交換修理の裏側を詳しくご紹介します。

「自分のワラビーもソールの裏がベタベタして履けない…」とお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。大切な靴が見違えるようによみがえるヒントがここにあります。

いずみ靴店

お客様の靴に込められた思い出や愛着をしっかりと受け止めながら、心を込めて修理を行っております。一足一足に真心を込めた作業を通じて、思い出の詰まった大切な靴が持つ新たな一歩をお手伝いいたします。

いずみ靴店

〒713-8121
岡山県倉敷市玉島阿賀崎2丁目6−46

086-526-3398

※お電話のお問い合わせは10:30~15:30の間にご連絡をお願いいたします。
基本的にはお問い合わせフォームへご連絡をお願いいたします。

1. 今回のご相談:クラークス・ワラビーブーツのクレープソールがベタつく原因

まずは、倉敷市のK様からお預かりしたクラークス・ワラビーブーツの症状をご紹介します。

【お客様のお悩み】

「長年愛用していたワラビーブーツを久しぶりに下駄箱から出したら、ソールの裏がネチャネチャ・ベタベタして、床にくっつくようになってしまった」

「歩くたびにペタペタ音がするし、ゴミや埃を巻き込んで真っ黒になってしまい、恥ずかしくて外に履いていけない」

「アッパー(革)の部分はまだ綺麗で足に馴染んでいるので、なんとか綺麗に直してまた履きたい」

プロが解説!なぜクラークスの天然生ゴム(クレープソール)はベタつくのか?

クラークスの代名詞ともいえる「クレープソール」は、天然の生ゴムを主原料として作られています。あの独特のクッション性と、地面を掴むようなグリップ力は天然ゴムだからこそ実現できるメリットです。

しかし、天然ゴムには「経年劣化(加水分解や熱による変質)」を避けられないという最大の弱点があります。

熱による変質(軟化): 日本の夏場の厳しい暑さや、アスファルトの熱、あるいは密閉された下駄箱の中の高温によって、ゴムの成分が溶け出すように柔らかくなってしまいます。

空気中の水分や紫外線による劣化: 長期間保管している間に、空気中の水分や紫外線、油分などと反応し、ゴムの分子構造が破壊されてしまいます。これが「ベタつき」や「ドロドロに溶ける」現象の正体です。

この状態になってしまうと、洗剤で洗ったり拭き取ったりしても元に戻ることはありません。唯一の解決策は、劣化したソールをすべて取り外し、新しいソールへ交換(オールソール)することです。

2. 職人の提案:見た目を損なわずに耐久性と軽さを高める「Vibram 2021」カスタム

K様からは、「クレープソールの柔らかい雰囲気や履き心地は気に入っていたので、極端に見た目が変わってしまうのは避けたい。でも、もう二度とベタつくのは嫌だ」というご要望をいただきました。

そこで、プロの靴修理職人としてご提案させていただいたのが、世界的なソールメーカーであるビブラム社の「Vibram 2021(ブラック)」へのオールソール交換カスタムです。

Vibram 2021ソールを選ぶメリット

特徴        クレープソール(純正)      Vibram 2021(今回のカスタム)

ベタつき(劣化)   経年劣化でベタつく・溶ける   経年劣化によるベタつきが一切ない

重量        天然ゴムのため、ずっしり重い   発泡スポンジ素材で驚くほど軽い

耐久性(すり減り)  摩耗しやすく、熱に弱い     耐摩耗性に優れ、長持ちする

クッション性    非常に高い(独特の柔らかさ)   適度な厚みと弾力があり、疲れにくい

 

Vibram 2021は、軽量な発泡スポンジ(EVA)素材で作られています。クラークスの純正クレープソールに近いボリューミーなシルエットを維持できるため、ワラビー特有の「ぽってりとした可愛い雰囲気」を壊さずに修理することが可能です。

さらに、天然ゴムに比べて圧倒的に軽いため、修理後は「靴が軽くなって、今まで以上に歩きやすくなった!」と驚かれるお客様が非常に多い、当店でも大人気のカスタムパーツです。

3. 修理工程の裏側:いずみ靴店こだわりの靴修理技術

靴修理は、単に新しい底を貼り付けるだけの作業ではありません。特にクラークスのワラビーは、独特の構造をしているため、美しい仕上がりと耐久性を両立させるには熟練の技術が必要です。

今回、倉敷市のK様からお預かりしたワラビーブーツの修理工程を、ステップを追ってご紹介します。

ステップ1:劣化したクレープソールの完全除去

まずは、ベタベタに劣化した古いクレープソールを慎重に剥がしていきます。ゴムが溶けてアッパー(スエード革)に付着しないよう、細心の注意を払って作業します。ここで古い接着剤やゴムの残骸を綺麗に取り除くことが、その後の接着強度を左右する重要なポイントです。

ステップ2:EVAスポンジミッドソールの縫い付け(補強)

クラークスのワラビーは、アッパーとソールを直接接着するだけでは強度が不足し、後からはがれてしまうリスクがあります。 そのため、当店では一度「EVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)スポンジ」のミッドソール(中底)を挟み、これを靴本体にしっかりと「マッケイ縫い」という技法で縫い付けます。この「土台をしっかり縫い付ける」というひと手間が、剥がれない・頑丈な靴に仕上げるためのプロのこだわりです。

ステップ3:Vibram 2021ソールの圧着

頑丈に縫い付けたミッドソールの表面を均一に削り、接着剤の食いつきを良くする処理(プライマー処理)を施します。その後、強力な靴修理専用の引張・圧着機を使用して、Vibram 2021ソールを隙間なく完全に密着させます。

ステップ4:エッジ(コバ)の研磨・仕上げ

最後に、靴の側面(コバ部分)を専用のグラインダー(回転研磨機)で削り、ワラビーの美しいボディラインに合わせてなめらかな曲線を作り出します。アッパーの革を傷つけないよう、ミリ単位の感覚で削り進める、職人の腕の見せ所です。

4. 修理完了!よみがえったクラークス・ワラビーブーツ

こちらが、ソール交換修理が完了したK様のクラークス・ワラビーブーツです。

長年の使用でベタつき、真っ黒なゴミが付着していたクレープソールは跡形もなく消え去り、足元を引き締める美しいVibram 2021 ブラックソールが装着されました。

サイドから見た時の絶妙なボリューム感は、ワラビー本来のクラシックなシルエットをそのまま継承しています。それでいて、手に持った瞬間にわかるほどの「軽さ」を実現。スポンジソールならではの優れた衝撃吸収性により、アスファルトの上を長時間歩いても足が疲れにくい、実用性抜群の「大人の日常靴」へと進化を遂げました。

もちろん、高品質なVibram社のスポンジ素材ですので、今後下駄箱の中で保管していても、あの不快な「ベタつき」や「ドロドロ溶ける現象」が起こることは二度とありません。

納品時、倉敷市のK様からも「こんなに綺麗になるなんて感動しました!しかもすごく軽くなって、これならまたガシガシ履けます!」と、大変嬉しいお言葉をいただきました。K様、大切な靴の修理をお任せいただき、本当にありがとうございました!

5. あなたのクラークスも直せます!デザートブーツやスニーカーも対応

いずみ靴店では、今回ご紹介した「ワラビーブーツ」だけでなく、クラークスの様々なモデルの修理・カスタムに対応しています。

デザートブーツ(Desert Boot):定番のチャッカブーツも、Vibramソールへの変更でガラリと印象が変わります。

ワラビーローカット(Wallabee Low):ローカットモデルも同様に、軽量化カスタムが可能です。

デザートトレック(Desert Trek):センターシームが特徴的なモデルも、ソールの厚みや色を変えて楽しめます。

「クレープソールがベタベタしてゴミがつく」 「かかとが斜めにすり減って、歩くと足首が疲れる」 「まだ上の革は綺麗なのに、捨てるのはもったいない」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度当店にご相談ください。ソールを丸ごと新しくする「オールソール交換」を行えば、お気に入りの靴をこの先5年、10年と長く履き続けることができます。

6. 【岡山・倉敷近郊の方も、全国の方も】いずみ靴店への修理ご依頼方法

当店「いずみ靴店」は、岡山県倉敷市に実店舗を構える地域密着型の靴修理専門店です。同時に、遠方にお住まいで近くに信頼できる靴修理店がないという方のために、「全国宅配修理」も承っております。

☎️ ご来店でのご相談(岡山県倉敷市近郊の方)

お店へ直接靴をお持ち込みいただければ、職人がその場で状態を確認し、最適なソール選びや費用・納期についてご案内いたします。お見積もりは無料ですので、お買い物のついでに安心してお立ち寄りください。

📦 全国宅配修理の流れ(遠方の方)

スマホで簡単写真見積もり: まずは当店のInstagramのDM(ダイレクトメッセージ)、またはホームページのお問い合わせフォームから、修理したい靴の全体写真とソールの写真を数枚お送りください。

概算お見積りのご提示: 職人が写真を確認し、概算の修理費用と納期をご返信いたします。

靴の発送: 金額にご納得いただけましたら、靴を梱包して当店まで着払い、または元払いにてお送りください。

修理・お届け: 熟練の技術で丁寧に修理を施した後、美しくよみがえった靴をご自宅まで宅配便でお届けいたします。

お気に入りの一足を、もう一度あなたの相棒に。

靴は、履く人の歴史や思い出が刻まれる大切な道具です。特に足に馴染んだクラークスの革は、新品にはない唯一無二の風合いを持っています。

ソールの劣化だけで捨ててしまうのは、本当にもったいないことです。

「これって修理できるのかな?」と思うような状態でも、まずは一度お気軽にご相談ください。あなたの大切な一足に出会える日を、心よりお待ちしております。

いずみ靴店

所在地:岡山県倉敷市(詳しいアクセスはHPをご覧ください)

対応依頼:店頭持ち込み / 全国宅配修理受付

お問い合わせ:ホームページ内フォーム、または公式InstagramのDMよりお気軽にどうぞ!

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