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NIKEエアフォース1の加水分解を完全復活!ソール内部のクッション交換修理(EVAカスタム)を靴修理職人が徹底解説

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NIKEエアフォース1の加水分解を完全復活!ソール内部のクッション交換修理(EVAカスタム)を靴修理職人が徹底解説

NIKEエアフォース1の加水分解を完全復活!ソール内部のクッション交換修理(EVAカスタム)を靴修理職人が徹底解説

2026/05/17

「お気に入りのナイキ エアフォース1(Air Force 1)ハイカット、見た目はまだ綺麗なのに、歩くと底がベコベコ沈む……」 「ソールの中で何かがボロボロと崩れている音がする……」

そんな違和感を覚えたら、それはスニーカーの宿敵「加水分解(かすいぶんかい)」が原因かもしれません。

ナイキを代表する名作スニーカー「エアフォース1」。特に思い入れのある限定モデルやハイカットモデルは、加水分解してしまったからといって、簡単に諦めて捨てたくないですよね。

結論から申し上げますと、加水分解したエアフォース1は、靴修理職人の手によって再び履ける状態に復活させることができます!

今回は、岡山県倉敷市の靴修理専門店「いずみ靴店」の現役職人が、エアフォース1ハイカットのソール内部クッション交換修理(EVAスポンジカスタム)の裏側を徹底的に解説します。実際の修理工程や、費用・納期の目安、修理後の履き心地まで詳しくご紹介しますので、「大切な一足をもう一度履きたい」という方はぜひ最後までご覧ください。

いずみ靴店

お客様の靴に込められた思い出や愛着をしっかりと受け止めながら、心を込めて修理を行っております。一足一足に真心を込めた作業を通じて、思い出の詰まった大切な靴が持つ新たな一歩をお手伝いいたします。

いずみ靴店

〒713-8121
岡山県倉敷市玉島阿賀崎2丁目6−46

086-526-3398

※お電話のお問い合わせは10:30~15:30の間にご連絡をお願いいたします。
基本的にはお問い合わせフォームへご連絡をお願いいたします。

1. なぜエアフォース1は加水分解するのか?原因と初期症状

加水分解とは?スニーカーの寿命を決める科学反応

加水分解とは、ソールやクッション材に使われているウレタン素材(PU:ポリウレタンなど)が、空気中の水分や湿気と化学反応を起こして水分を吸収し、脆くなってボロボロに崩壊してしまう現象のことです。

これはナイキのスニーカーに限らず、ウレタン素材を使用しているすべてのシューズに起こる「宿命」とも言えます。どれだけ大切に保管していても、日本の高温多湿な環境下では、製造からおよそ3年〜5年が経過すると加水分解のリスクが急激に高まります。

エアフォース1の内部で何が起きている?

エアフォース1のソールは、外側の頑丈な「ゴム底(カップソール)」の中に、クッション性を生み出すための「ウレタン製ミッドソール」と「Air(エア)クッション」が内蔵されている構造が一般的です。

見た目がどんなに新品同様で、外側のゴムが綺麗であっても、カップソールの「内部」でウレタンがドロドロに溶けたり、粉々に砕けたりしているケースが非常に多いのです。

見逃さないで!加水分解の代表的な3つのサイン

あなたのエアフォース1に、以下のような症状は出ていませんか?

症状①:歩くと足の裏が不自然に沈む、またはフカフカ・ベコベコする

症状②:ソールを指で強く押すと、簡単に凹んだまま戻らない

症状③:靴の中から「パキパキ」「砂を踏むようなシャリシャリ」という異音が聞こえる

これらの症状が一つでも当てはまる場合、すでにソール内部の加水分解がかなり進行している可能性が高いです。そのまま履き続けると、最悪の場合、歩行中にソールが完全に剥がれて転倒する恐れがあり大変危険です。

2. 【職人技】エアフォース1 ハイカットの加水分解修理・施工事例

今回、当店にご依頼いただいたのは、アッパー(革の部分)のコンディションが非常に良好な「NIKE エアフォース1 ハイカット」です。

一見すると現役でバリバリ履けそうですが、オーナー様より「歩くと底が完全に崩れている感覚がある」とのご相談をいただきました。さっそく、当店の職人が内部を分解し、耐久性と軽さに優れた「EVAスポンジ」へと生まれ変わらせるカスタム修理を行いました。その緻密な工程を公開します。

工程①:アウトソールの慎重な分解とステッチの解き

エアフォース1のソールは、アッパーとゴム底が接着されているだけでなく、周囲が「オパンケ縫い(サイドのステッチ)」で強固に縫い付けられています。 まずはこのミシン糸を1針ずつ丁寧に解き、アッパーを傷つけないように慎重にゴム底(カップソール)を分離させていきます。

工程②:劣化した内部クッションの完全除去(クリーニング)

ゴム底を外すと、予想通り内部のウレタン製クッション材が粉々に砕け散り、泥のようになって溜まっていました。 この劣化したゴミが少しでも残っていると、新しいクッション材を仕込む際の接着不良の原因になります。そのため、職人が専用の工具と手作業を駆使し、古いクッション材を跡形もなくすべて削り落とし、完全にクリーニングします。ここが仕上がりを左右する最も重要な下地処理です。

工程③:高耐久・軽量素材「EVAスポンジ」での新クッション製作

元々のウレタン素材は再び加水分解を起こすリスクがあるため、当店では代替え素材として「EVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)スポンジ」を採用しています。

【豆知識】EVAスポンジとは? 軽量でクッション性に優れ、何より**「水分によって加水分解しない(経年劣化に非常に強い)」**という最大のメリットを持つ優秀な素材です。高級ランニングシューズのミッドソールなどにも広く使われています。

このEVAスポンジのブロックから、エアフォース1のカップソールの内径、そしてオーナー様の足裏の形状に合わせて、職人が1ミリ単位で微調整しながら新しいミッドソール(内部クッション)を削り出し、独自に製作します。

工程④:圧着と再縫製(オパンケ縫い)でオリジナル通りに復元

アッパー、新しく製作したEVAミッドソール、そして元々のアウトソールを、強力な靴専用の接着剤を使って寸分の狂いもなく圧着します。 最後に、解いたサイドのステッチを専用のマシン(または手縫い)で元の針穴を正確に追いながら再縫製します。これにより、外見はオリジナルと全く変わらない強固な構造へと復元されます。

3. EVAスポンジへカスタム交換するメリット・デメリット

ウレタンからEVAスポンジへ内部素材を変更することには、多くのメリットがありますが、事前に知っておいていただきたい注意点もあります。

◎ メリット:もう二度と加水分解しない安心感

最大のメリットは、「今後、加水分解によるソールの崩壊を心配する必要がなくなる」という点です。 EVAは水に強いため、雨の日に履いても、湿気の多い下駄箱に長期保管してもボロボロになりません。また、ウレタンに比べて非常に軽量なため、修理後はスニーカー全体の重量が軽くなり、足への負担が軽減されます。

× デメリット:「NIKE Air」の独特な履き心地との変化

修理の際、劣化した「Air(気室)」パーツも除去するため、ナイキ独自のエアによるクッション性とは少し異なる踏み心地になります。 ただし、当店では硬さや弾力性の異なる高品質なEVAスポンジを厳選して使用しているため、「オリジナルに引けを取らない、しっかりとした安定感のある快適な履き心地」を再現できるよう最善を尽くしています。「歩くと沈む」というストレスからは完全に解放されます。

4. 靴修理専門店「いずみ靴店」が選ばれる理由

岡山県倉敷市に店舗を構える「いずみ靴店」では、全国のスニーカーファン・革靴愛好家の方々から日々たくさんの修理ご依頼をいただいております。当店のこだわりをご紹介します。

確かな実績とスニーカーの構造を熟知した職人技

スニーカーの修理は、革靴の修理とは異なる特殊な知識と技術(オパンケ縫いや各種ゴム素材の接着ノウハウ)が必要です。当店では、エアフォース1をはじめ、エアジョーダンやエアマックスなど、ナイキの歴代名作スニーカーの加水分解修理を数多く手掛けてきた実績があります。

遠方からも受付可能!全国宅配修理に対応

「近くにスニーカーの加水分解を直せる専門店がない」という方もご安心ください。当店では、郵送・宅配便による修理受付を承っております。 LINEやメールで事前にスニーカーの写真を送っていただければ、簡易的なお見積もりや修理可否の診断をスムーズに行うことが可能です。

丁寧なカウンセリングと透明性のある料金設定

お客様の大切な靴をお預かりする以上、事前のコミュニケーションを大切にしています。状態を細かくチェックし、どのような修理を行い、費用がいくらかかるのかを必ず作業前に明確にお伝えいたします。

5. エアフォース1 加水分解修理の料金・納期目安

「私のエアフォース1も直したいけれど、いくらかかるの?」という方へ、一般的な修理費用と期間の目安をご案内します。

修理内容料金目安(税込)納期目安

ソール内部クッション交換(EVAカスタム)

 

※アッパー剥がれ修正・再縫製を含む

¥9900 〜 

 

(靴の状態やハイカット・ローカット等により変動)

約3週間 〜 5週間

※上記は目安の金額です。アウトソール(ゴム底)自体の摩耗が激しく、底全体の交換(オールソール交換)が必要な場合は、別途追加料金が発生する場合がございます。正確な金額は現物を拝見した後にご提示いたします。

6. お気に入りのスニーカーを長持ちさせるための保管・メンテナンス術

せっかく修理して復活したエアフォース1や、お持ちの他のスニーカーを少しでも長持ちさせるために、今日からできる簡単なセルフケアをご紹介します。

① 履いた後はすぐに下駄箱に仕舞わない 足から出た汗(水分)が靴内部にこもっています。風通しの良い日陰で半日ほど乾燥させてから保管してください。

② シリカゲル(乾燥剤)と木製シューキーパーを活用する 保管場所の湿度を下げるために、スニーカー用の乾燥剤を一緒に入れておきましょう。また、木製のシューキーパーは湿気を吸収しつつ型崩れを防いでくれます。

③ 定期的に履いてあげる(重要!) 実は、全く履かずに大切に仕舞い込んでいるスニーカーほど加水分解が進みやすいです。適度に履いてソールに圧力をかけることで、内部の水分が外に押し出され、ウレタンの劣化を遅らせることができます。

7. まとめ:諦める前に、まずは「いずみ靴店」へご相談ください

今回は、NIKEエアフォース1ハイカットの加水分解修理(内部クッションのEVA交換)について解説しました。

思い出の詰まったスニーカー、手に入りにくい限定モデル、お気に入りのデザイン――。 「加水分解したから」という理由だけでゴミ箱に捨ててしまうのは、非常に魅力的な選択肢を一つ失うことになります。職人の技術によって、加水分解の不安から解放された「これからも長く履き続けられるタフな相棒」へと生まれ変わらせることが可能です。

「私のエアフォース1も直せる?」「いくらくらいかかりそう?」 どんな小さな疑問でも構いません。まずは一度、当店へお気軽にご相談ください。皆様の大切な一足を、心を込めてメンテナンスさせていただきます。

【お問い合わせ・修理のご相談はこちら】

お電話、または公式ホームページの問い合わせフォーム・LINEより、修理したい靴の写真を添えてお気軽にご連絡ください!

店舗名: いずみ靴店

所在地: 岡山県倉敷市(※詳しいアクセスはHPをご覧ください)

対応エリア: 岡山県内(倉敷・岡山市など)の店頭持ち込みはもちろん、全国からの宅配修理も大歓迎!

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