【修理実例】RED WING ベックマンの復活:加水分解したハーフソールの刷新と出し縫いの再構築
2026/03/17
1. 避けては通れない「加水分解」の悩み
今回お預かりしたベックマンも、一見するとアッパー(甲革)は非常にお手入れが行き届いており、K様が大切に履かれてきたことが伝わってきました。しかし、ソール側に目を向けると、純正のハーフソールラバー(塩ビ系素材)が加水分解を起こしていました。
加水分解とは、素材が空気中の水分と反応して化学分解を起こす現象です。
表面がベタベタと粘りを持つ
歩くたびに路面のゴミを巻き込む
最悪の場合、ボロボロと崩れて欠け落ちる
ベックマンの旧モデルに使用されていたウレタン混じりのラバーは、日本の高温多湿な環境下では、保管状況に関わらず数年でこの症状が出てしまうことがあります。K様も「お気に入りの一足なのに、ベタつきが気になって履けなくなっていた」と仰っていました。
「愛着のある靴を、捨てるのではなく直して履く」
当店では、今回のような重度の加水分解やオールソール交換、細かなステッチのほつれまで、プロの技術で一つひとつ丁寧に対応しております。特にベックマンのソールトラブルでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの大切な一足を、再び「履く喜び」を感じられる状態へ。 いずみ靴店は、技術と情熱を持って皆様の足元を支え続けます。
いずみ靴店(Iizumi Kutu-mise) 岡山県倉敷市玉島阿賀崎2-6-46 電話:086-526-3398


