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【ニューバランス993】加水分解でボロボロになったソールをVibram762Kでオールソール交換!修理手順と費用・納期を完全解説

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【ニューバランス993】加水分解でボロボロになったソールをVibram762Kでオールソール交換!修理手順と費用・納期を完全解説

【ニューバランス993】加水分解でボロボロになったソールをVibram762Kでオールソール交換!修理手順と費用・納期を完全解説

2026/09/27

「久しぶりに履こうと靴箱から出したニューバランス993のソールが、触るとボロボロと崩れてしまった……」 「お気に入りのニューバランス993。ミッドソールが加水分解してしまったけれど、もう履けないのだろうか?」

お気に入りのスニーカーだからこそ、久しぶりに足を通そうとした瞬間の衝撃は計り知れません。衝撃吸収性に優れ、包み込まれるような履き心地で不動の人気を誇るニューバランス993(New Balance 993)。しかし、独自のクッション素材(ABZORB SBSなど)やポリウレタンミッドソールは、「加水分解(かすいぶんかい)」という経年劣化から避けることができません。

結論からお伝えすると、加水分解したニューバランス993は、ソール全体を新品に付け替える「オールソール交換(ソール張り替え)」で再びガシガシ履ける状態に復元可能です。

今回は、岡山県浅口市にお住まいのK様よりご依頼いただいた「ニューバランス993のオールソール交換修理」の事例を交えながら、加水分解の原因や具体的な修理工程、今回使用したおすすめのソールの特徴などを、靴修理職人の視点から徹底的に解説します。

いずみ靴店

お客様の靴に込められた思い出や愛着をしっかりと受け止めながら、心を込めて修理を行っております。一足一足に真心を込めた作業を通じて、思い出の詰まった大切な靴が持つ新たな一歩をお手伝いいたします。

いずみ靴店

〒713-8121
岡山県倉敷市玉島阿賀崎2丁目6−46

086-526-3398

※お電話のお問い合わせは10:30~15:30の間にご連絡をお願いいたします。
基本的にはお問い合わせフォームへご連絡をお願いいたします。

1. 岡山県浅口市 K様からのご相談内容

今回ご相談いただいたのは、岡山県浅口市にお住まいのK様です。

ブランド・モデル: New Balance 993(ニューバランス993)

お悩み・症状: ソール全体の加水分解(ボロボロと剥がれ落ちる、ひび割れ)

ご要望: 「お気に入りなので捨てたくない。これからも普段履きとして長く履き続けられるように直してほしい」

店頭でお預かりした際、ソール部分はポリウレタンの劣化が進んでおり、指で軽く押すだけでもポロポロと崩れてしまう状態でした。

「かかと(ヒール)部分だけ部分的に補修できませんか?」というお問い合わせをいただくことも多いのですが、ニューバランス993のソール構造上、ミッドソール全体に劣化が及んでいる場合は一部分だけの修理はできません。

劣化した既存のソールをすべて取り除き、土台から新しく作り直す「オールソール交換」が最適な修理方法となります。

2. なぜ起こる?スニーカーの「加水分解」とは

ニューバランスをはじめとする高性能スニーカーを愛用する上で避けて通れないのが「加水分解」です。

加水分解の仕組み

スニーカーのミッドソール(クッション部分)によく使用されているポリウレタン(PU)やEVAなどの合成樹脂素材は、空気中の水分(湿気)と反応して化学分解を起こします。時間が経つにつれて素材の分子結合が断ち切られ、最終的には弾力性を失い、以下のような症状を引き起こします。

ソール表面にひび割れが入る

ベタつきが発生する

弾力性がなくなり、粘土やクッキーのようにボロボロと崩れる

アウトソール(底面)がベロンと剥がれ落ちる

なぜ履いていなくても劣化するのか?

「ほとんど履かずに靴箱にしまっていたのに……」とショックを受けられるお客様は非常に多くいらっしゃいます。 実はポリウレタンは、履いていなくても放置しているだけで空気中の水分を吸って劣化が進行します。むしろ、定期的に履いて体重をかけ、中の空気を押し出している靴の方が長持ちしやすいという特性があります。日本の夏場のような高湿度環境や、風通しの悪い靴箱の中は、加水分解を加速させる格好の環境となってしまいます。

3. ニューバランス993のソール構造と部分修理が難しい理由

ニューバランス993は、履き心地を極限まで高めるために複雑かつ一体化されたソール構造を採用しています。

アッパー: 上質なスエードとメッシュのコンビネーション

ミッドソール: ABZORB(アブゾーブ)等のクッション材を組み込んだ一体成型ユニット

アウトソール: 耐摩耗性に優れたN duranceラバー

純正のミッドソールは、製造段階で金型を使って一体成型されているため、部分的に切り取って新しいゴムを継ぎ足すような「かかとだけの補修」を行うと、接合面からすぐに剥がれたり、歩行時の強度が保てなくなったりします。

また、見た目にはかかと部分だけが壊れているように見えても、ミッドソール全体に水分が回り込んで劣化が始まっています。そのため、当店では安全かつ長持ちさせるために、古いソールをすべて取り外し、新しいソールへと一新するオールソール修理をご提案しております。

4. 今回使用したソール:Vibram(ビブラム)762K フェルランニングの特徴

今回のオールソール交換では、世界的に信頼の高いソールメーカーであるVibram(ビブラム)社のスニーカー専用カスタムソール「Vibram 762K FER RUNNING(フェルランニング)」を採用いたしました。

特徴1:加水分解に強い「EVA×高機能ラバー」構造

Vibram 762Kは、クッション性に優れた軽量EVA素材のミッドソールと、グリップ力・耐摩耗性に優れたラバーアウトソールが一体となった高機能ソールです。従来のポリウレタン製ソールに比べ耐加水分解性が圧倒的に高く、適切な保管をしていれば長期間ボロボロになる心配がありません。

特徴2:ニューバランスのシルエットに馴染むデザイン

ニューバランス993の持つスポーティーで重厚感のあるボリュームシルエットを損なわない絶妙な厚みとデザインを持っています。ソール交換後も「ニューバランスらしさ」をしっかり残した仕上がりになります。

特徴3:抜群のクッション性とグリップ力

ランニングシューズ用に開発されたソールパターン(溝)のため、街履きはもちろん、長時間の歩行でも足が疲れにくい優れた衝撃吸収性を発揮します。

5. 【職人の技術】ニューバランス993 オールソール交換の工程

いずみ靴店で行っているニューバランス993のソール交換手順をご紹介します。一足一足、手作業で丁寧に仕上げています。

工程1:分解(旧ソールの除去)

加水分解した古いミッドソールとアウトソールを、専用の工具を用いて慎重に手作業で取り外します。アッパー(革やメッシュ部分)を傷つけないよう、細心の注意を払いながら古い接着剤や劣化粉末を綺麗に削り落として清掃します。

工程2:下地処理・補強(アッパーの成形)

ソールを取り外すと、アッパーの裾(底面)が広がったり不安定になったりすることがあります。靴のラスト(木型)を入れ、足の形を整えながら、新しいソールが強固に接着できるようにアッパー底面に特殊な補強処理を施します。

工程3:プライマー処理と接着

靴修理において最も重要なのが「接着力」です。アッパー素材とVibramソールそれぞれの素材に合わせた専用のプライマー(下塗り剤)を塗布し、十分な乾燥時間を置いた後、強力なスニーカー専用接着剤を塗り重ねます。

工程4:圧着・圧着機による強固な固定

温風で接着剤を活性化させた後、アッパーとVibram 762Kソールを寸分の狂いもなく位置合わせします。その後、専用のエアプレス機(圧着機)に入れて強固に圧着させます。

工程5:仕上げ・コバ(側面)の美着

圧着後、接合部のラインを整え、余分な接着剤を除去します。最後にアッパーのスエード部分をブラッシングし、防水・栄養スプレーでフィニッシュです。

6. 修理ビフォーアフターと完成後の履き心地

修理完了後のニューバランス993は、ボロボロだったソールが一新され、新品のときのような凛とした立ち姿を取り戻しました。

Vibram 762Kソールを装着したことで、見た目の違和感はほとんどなく、むしろ「よりタフで現代的なカスタムスニーカー」へと生まれ変わりました。ご依頼いただいたK様からも、「これでまたお気に入りの993を毎日履くことができます!」と嬉しいお声を頂戴いたしました。

加水分解したソールを一度リセットしてVibram製ソールに打ち替えることで、今後は「加水分解でソールが崩れる」という悩みから解放され、ソールが減った際もアウトソールの張り替えなどでさらに長く付き合っていくことが可能になります。

7. ニューバランスのソール交換 費用・納期の目安

当店(いずみ靴店)でのスニーカーオールソール交換の基本料金と納期は以下の通りです。

項目詳細

対象モデルNew Balance 993, 990, 996, 1300, 1500, 574 など

使用ソールVibram 762K(その他Vibramソール各種選定可能)

修理費用(目安)18,700円〜24,200円(税込) ※状態により変動

お預かり期間約3週間〜約1ヶ月

※アッパーの破れ補修やライニング(内張り)の張り替えが必要な場合は、別途追加作業もお受けしております。お気軽にご相談ください。

8. スニーカーの加水分解を防ぎ、長持ちさせる保管のポイント

せっかく修理したお気に入りの靴。少しでも長く良い状態で履き続けるための保管ポイントを4つご紹介します。

風通しの良い場所に保管する 湿気がこもる下駄箱や密閉された箱の中は避け、できるだけ風通しの良い場所に保管しましょう。

定期的に履いてあげる 靴は履くことで中の湿気が押し出され、素材の適度な柔軟性が保たれます。月に1〜2回は足を通してあげるのがベストです。

木製のシューキーパーを使用する 着用後の靴内部の水分を吸湿してくれる木製シューキーパーを入れておくと、型崩れ防止と湿気対策が同時に行えます。

木炭や木粉系除湿剤を一緒に置く 靴箱内に除湿剤(シリカゲル等)を置くのも効果的です。ただし、薬品系の除湿剤は液漏れすると革を痛める恐れがあるため注意しましょう。

9. 岡山・倉敷でニューバランスの修理・ソール交換なら「いずみ靴店」へ

「加水分解して履けなくなったニューバランスがある」 「他店で『スニーカーの修理はできない』と断られてしまった」 「大切なスニーカーなので、職人に直接相談して直したい」

このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度いずみ靴店へご相談ください。

当店では、革靴の伝統的な製法修理はもちろん、ニューバランスをはじめとする各種スニーカーのオールソール交換・カスタム修理にも幅広く対応しております。岡山県内(倉敷市、岡山市、浅口市、笠岡市、総社市など)からはもちろん、郵送での修理ご依頼も全国から承っております。

お気に入りの靴を捨ててしまう前に、ぜひ一度当店にお見せください。職人の手で、再びガシガシ履ける一足へと蘇らせます。

【店舗情報・お問合せ先】

店舗名: いずみ靴店

所在地: 〒713-8121 岡山県倉敷市玉島阿賀崎

対応エリア: 岡山県倉敷市、浅口市、岡山市、福山市など(全国郵送修理対応)

対応メニュー: スニーカー修理、ニューバランスソール交換、革靴オールソール、各種靴修理・補修

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